モノづくり

モノづくり

木材を曲げて造ったイスがあります。
技術が先にあったのか? デザインが先なのか?

ドイツの家具職人トーネットは、
1830年に木材を曲げる実験を行っています。
そのイスが大量生産できたのは、
1850年代でした。

木材を熱湯処理して曲げ型にはめ込んで、
乾燥させる簡単な方式です。
木ネジでの組立て式なので運搬も簡単で、
耐久性があり、使いやすく、
価格安定につながりました。

工業技術が、機能性やデザインの、
可能性をひろげました。

久留米絣も伝統技術を守り伝える手織り、
工業的に効率良く量産する動力織機、
絣の魅力も、ひろがります。

モノづくりは実験的。

英彰

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