今回から始まる「くるめの事」で最初にご紹介する久留米の銘店は
ご存知な方も多い久留米ラーメンのお店、清陽軒本店さんです。
私は大体、久留米に来られたお客様と昼食をとる時は7割方こちらに行きます。
そこで大体頼むのが「屋台仕込みラーメン(かた麺)」+「焼きめし」のセットです。
とんこつの旨みがたっぷり入ったスープに程よい太さの自家製麺が
絡み合ったラーメンは食通からとんこつが苦手な方までokな逸品です。
また、このラーメンに負けずと人気があるのが焼きめしでございます。
「ラーメン+焼きめし」はグローバルでは炭水化物の過剰摂取と思しきですが
この久留米では何と6割以上の方が注文すると言うのです!
これ久留米の常識ですよ。
ちなみに久留米のラーメン屋さんに焼きめしがある確率は、
なんと全体の約8割以上。仮に、ラーメン店のメニューにやきめしがある確率を「やきめし率」とした場合その約8割を越える数字というのは、おそらく久留米が全国ナンバー1。福岡でさえ40%、全国平均では30%と久留米の80%近い数字は、まさにダントツといえます。
また、このお店ではスタッフの方々がそれぞれ個性豊かな弊社謹製、
久留米絣のバンダナを着用していただいております。
トイレ手前の暖簾も弊社謹製久留米絣です。
同じ「made in kurume」のコラボレーションうれしい限りでございます。
清陽軒の歴史
久留米市本町ロータリーの第一銀行(現みずほ銀行)前で
清陽軒という名の小さな屋台を立ち上げた。
二人の名は…兄の香月浩さん、そして、弟の香月昇さん。
後に、弟の昇さんは独立し、大砲ラーメンを開業した。
(現在は2代目 香月均氏)。
清陽軒は、二代目の一木公治さんが暖簾を引き継ぐが、
2006年2月に一度、暖簾を下ろした。
しかし…
熱き常連客が書いた『清陽軒復活』を願う一通の手紙から、
有志らの手によって清陽軒復活プロジェクトが結成され、
2009年5月、ついに久留米ラーメン清陽軒が復活した!
食べログ ryu5papaさんの口コミより転載
清陽軒
英樹